top of page

小林達樹税理士事務所
千葉県税理士会会員 市川支部 所属
日本税理士会連合会登録 第155287号
故人のお金は使っていいの?相続開始後の預貯金の扱いについて
誰かが亡くなると、残された家族はさまざまな手続きに追われます。その中でも特に気になるのが「亡くなった方のお金は使ってもいいのか?」という疑問です。預貯金口座が凍結されることもあり、使えないと思い込んでいる方も多いでしょう。しかし、実は相続が開始した時点で故人の財産は相続人のものとなっており、一定の条件のもとで使うことが可能です。 相続開始と遺産の所有権の移り変わり まず、相続が開始するとどうなるのかを理解しましょう。法律上、相続開始の瞬間に、遺産は法定相続分に従って相続人が取得している状態になります。つまり、亡くなった方のお金は相続人のものになるのです。 ただし、多くの場合、銀行は相続が発生したことを認識すると、銀行口座を凍結します。これは、相続人が遺産を勝手に使うことを防ぐための一時的な措置です。凍結されている間は、口座から自由に引き出せません。 逆に言えば、銀行口座が凍結されるまでは、故人の預貯金口座から各種費用の支払いをすることは可能です。 法定相続分とは 法定相続分とは、法律で決められた相続人ごとの遺産の取り分の割合です。例えば、配偶者と

小林達樹
4 日前読了時間: 5分
相続税申告までのおおよその流れを解説
相続が発生すると、さまざまな手続きが必要になります。特に相続税の申告は、期限や内容が複雑で戸惑う方も多いでしょう。浦安市や市川市にお住まいの方に向けて、故人の葬儀、四十九日法要が終わり落ち着いた頃から始まる相続税申告までの流れを解説します。これからの準備に役立つポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 相続人の特定 準確定申告 財産の特定と評価 遺産分割協議と相続税の申告 相続人の特定を行う 故人の四十九日法要が終わる頃には、相続に関する具体的な準備を始めるタイミングです。この時期は精神的にも落ち着いてくるため、相続人の特定や財産の把握など、重要な作業に取りかかりやすくなります。 相続税申告の準備で最初に行うのは、相続人の特定です。相続人とは、法律で定められた被相続人の財産を受け取る権利がある人のことです。配偶者や子ども、場合によっては親や兄弟姉妹が該当します。 相続人を正確に特定するためには、戸籍謄本や除籍謄本を集めて家族関係を確認します。浦安市役所や市川市役所で取得可能です。相続人の範囲がはっきりしないと、遺産分割協議や相続税申告

小林達樹
5月14日読了時間: 4分
法定相続分について解説します
相続の話になると、遺言書がない場合に遺産がどう分けられるのか気になる方が多いと思います。被相続人が遺言書を作成しておらず、相続人同士で遺産分割協議をしない場合は、民法で定められた「法定相続分」の割合で遺産を分けることになります。 この記事では、相続人の順位や法定相続分の割合を具体例を交えてわかりやすく説明します。浦安市や市川市にお住まいの方で、相続や贈与について悩んでいる方に向けて、専門家の視点から丁寧に解説します。 遺言書がない場合の相続の基本ルール 遺言書がないとき、相続は民法で定められたルールに従って進みます。これを「法定相続」といいます。法定相続では、相続人の順位とその相続分の割合が法律で決まっています。 相続人の順位 相続人には順位があり、順位が高い人が優先して相続します。順位は以下の通りです。 第1順位:被相続人の子(直系卑属) 第2順位:被相続人の直系尊属(父母や祖父母) 第3順位:被相続人の兄弟姉妹 なお、被相続人の配偶者は常に相続人となり、順位に関係なく相続します。 例えば、被相続人に配偶者と子どもがいる場合、配偶者と子どもが相

小林達樹
5月9日読了時間: 4分
相続人とその順位を理解しましょう
相続は誰にとっても大切な問題です。相続の仕組みを正しく理解することが、トラブルを避けるために欠かせません。今回は、相続人になれる人とその順位についてわかりやすく説明します。浦安市や市川市にお住まいの方は勿論、それ以外の地域にお住いの方も是非ご参考にしてください。 相続人になれる者とその順位 相続人とは、亡くなった方(被相続人)の財産を受け継ぐ権利を持つ人のことです。日本の民法では、相続人になれる者は以下の4つのグループに分けられます。 被相続人の配偶者 被相続人の子(直系卑属) 被相続人の直系尊属(父母や祖父母など) 被相続人の兄弟姉妹 配偶者は常に相続人 被相続人の配偶者は必ず相続人になります。たとえ他に子や親がいても、配偶者は相続人の地位を失いません。これは配偶者の生活保障を考慮した法律の配慮です。 なお、内縁の妻は相続人になりません。 相続順位のルール 相続人の順位は以下のように決まっています。 第1順位:子 被相続人に子がいる場合は、子が相続人となります。子が複数いる場合は、均等に相続します。生まれていない胎児も相続人になります。 第2

小林達樹
4月28日読了時間: 4分
相続人の特定の重要性とその影響
相続が発生した際、遺産分割協議をスムーズに進めるためには、相続人の正確な特定が欠かせません。相続人をきちんと特定しないと、遺産分割協議が無効になるなど、思わぬトラブルに発展することがあります。この記事では、相続人の特定がなぜ重要なのか、どのような影響があるのかを具体的に解説します。相続に関わる方はぜひ最後までお読みください。 相続人の特定が必要な理由 相続人の特定は、遺産分割の前提条件です。法律上、遺産を受け取る権利がある人を明確にしなければ、遺産分割協議は成立しません。相続人が誰かを正確に把握することで、以下の問題を防げます。 遺産分割協議の無効化 相続人の一部を抜かして協議を行うと、その協議は無効となり、再度やり直しが必要になります。遺産分割協議は相続人全員の合意が必要です。 相続トラブルの回避 誰が相続人か不明確なままだと、後から新たな相続人が現れて紛争が起きることがあります。 相続手続きの円滑化 相続人が明確なら、銀行や役所の手続きもスムーズに進みます。 相続人の特定方法 相続人を特定するには、戸籍謄本や除籍謄本などの公

小林達樹
4月23日読了時間: 4分
相続登記義務化から2年 制度開始前に相続した不動産に注意
相続登記の義務化が始まってから、2年が経過しました。令和6年4月1日より前に相続した不動産も対象となっているため、令和9年3月31日までに登記を済ませないと過料が科される可能性があります。このブログでは、相続登記の義務化の背景や重要な期限、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。相続した不動産を持つ方は必ず確認してください。 相続登記義務化の背景と目的 これまで相続した不動産の登記は義務ではなく、任意でした。そのため、相続人が登記を行わずに放置するケースが多く、所有者不明の土地や建物が増加していました。これが社会問題となり、令和6年4月1日から相続登記の義務化がスタートしました。 義務化の目的は以下の通りです。 不動産の所有者を明確にすることで、土地の有効活用や管理を促進する 所有者不明の土地問題を減らし、地域社会の安全や防災対策に役立てる 相続トラブルの未然防止と円滑な財産承継を支援する この制度により、相続した不動産は必ず登記を行う必要があります。 令和9年3月31日までの期限が重要な理由 義務化の対象は令和6年4月1日より前に相続した不

小林達樹
4月2日読了時間: 3分
bottom of page